アトピーと食事について

アトピーと食事

アトピーと食事は切っても切れない関係です。なぜなら私たちが食事で食べたもので体が作られているからです。アトピーの原因には様々な要素がありますが、食事はアトピーの症状が出る大きな原因の一つです。

最近の偏った食事による生活習慣病など、食生活と病気の関係はよく知られているところです。アトピーも私たちの食事の偏りによるものが大きいことをよく理解し、食生活を改善していけば、アトピーの改善もスムーズに進みます。

我が家の食事改善の経験 ~除去食~

除去食

ただ、アトピーの大きな原因の一つが食事だということは、わかっていても改善するのは勇気がいります。私も1人目の子がアトピーとわかった時、母乳をあげている私自身が食事を変えないといけないと知り、ショックでしたから。

食べたいものが食べられない生活なんて今まで経験したこともなかったからです。その時は「そんな訳ない」と受け入れず、ステロイドを子供に塗ってしのいでいました。しかし、二人目の赤ちゃんが授かりまたアトピーだとわかった時、長男の脱ステの経験からもうステロイドを使わないことは決めていたので、意を決して除去食に取り組みました。

原因になっているものを食べなければ治ると思ったからです。食べたいものが食べれず、スーパーに行っても買えるものがない生活は本当に辛く、旦那さんに泣き言ばかり言っていたのを覚えています。その時は試行錯誤で、食べた後アトピーが悪化したと思われる卵や乳製品、油などを止めたりしてなんとかアトピーも改善してきて、喜びました。

その時は試行錯誤で、食べた後アトピーが悪化したと思われる卵や乳製品、油などを止めたりしてなんとかアトピーも改善してきて、喜びました。

除去食から、バランスの良い食事、腸内環境の改善へ

バランスの良い食事

子供が大きくなってくると、除去食に疑問が出てきました。アトピーは全体的にはよくなって普通に生活ができるようになったものの、冬から春にかけてダラダラと出るアトピーがなかなか改善されなかったからです。

原因となっていると思われるのもを食べないだけではよくならない、除去食の限界を感じました。そこでまた色々学んで試行錯誤して、たどり着いたのが、きちんと栄養バランスのとれた食事を必要な量だけとる、とった栄養を効果的に使うため、また免疫力のアップにつなげるため、腸内環境をよくする食事をとるということでした。

除去食と似ているところもありますが、それより食べられる種類も増えました。また、「何かをとらない」という消極的なものから「必要なものをとる」という、生き物にとっての本来の食事の姿に戻れたことも、これが正しいと感じている理由の一つです。

サイト内参考記事/
>>腸内環境を改善するオリゴ糖 わが家のの体験談

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「アトピーと食事」におすすめの本

こどものアトピーを改善するために、私なりに様々な本や情報を読んで研究してきました。その中で、よかったもの、我が家で効果があったものをご紹介したいと思います。

ただ、アトピーはそれぞれ人によって症状も経過もバックグラウンドも違うので、ぜひご自分で色々試してみて、お子さんと学びながら良いものを取り入れていっていただけたらな、と思っています。

「アトピーなんか飛んでいけ!〜アトピー克服 実践マニュアル〜」

アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル
編者/アトピーなんか飛んでいけの会 発行元/星雲社

アトピーが偏った食事による食べ過ぎが原因の一つということがよくわかる本です。バイバイアトピーにもいろいろなページを参考にさせてもらっています。アトピーの様々なタイプと、改善に必要な食事内容が詳しく理論的に載っており、とても勉強になります。実践マニュアルというだけあって、いろいろな人の実践記録も載っています。毎日の食事を組み立て、アトピーを改善していく上で心強い一冊です。

「一生医者いらずの菌活のはじめ方」

一生医者いらずの菌活のはじめ方
著者/辨野義己 発行元/マイナビ

腸内環境がアトピーだけでなく、精神的にも肉体的にも様々な影響を及ぼしているということがわかる本です。腸内細菌の計り知れないパワーと、今日から善玉菌を増やす方法がわかりやすく、詳しく載っています。腸内細菌をしっかり育てることでアトピーに限らず、様々な病気を防ぐことができるそうです。

「アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!」

アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!
著者/溝口徹 発行元/青春出版社

アレルギーには糖質(砂糖)がかかわっていた! 糖質の過剰摂取で血糖値が乱れると、その調整のために副腎からコルチゾールというホルモンが分泌される。それが続くとやがて副腎が疲労し、コルチゾールの分泌が減ってしまう。
コルチゾールには、抗アレルギーの働きもあるため、それがアレルギーの悪化を招くのだ。副腎疲労という視点から、アレルギー改善の方法を説いた、最新栄養医学を解説する。
砂糖、白米、パン…糖質を減らすだけで8割の花粉症が改善!40年来のアトピーが消えた!最新栄養医学でわかった免疫力を高める食べ方

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