アトピーの子が食べないほうがいいものは?
アトピーを改善する為にはある程度、食べ物について考える必要があります。多くのアトピーの研究者、医者は、ほとんどが「アトピーと食事」について、何らかの方針をもっています。
この記事では、管理人である私が今まで読んだ本やわが家の経験を踏まえて、出来れば避けたい食べ物、少なめにしたい食べ物を紹介したいと思います。
なぜアトピーを悪化させるのかよくわからないものもあります。また、その子その子で悪化する食べ物が異なります。アトピーの子を持つ親たちに出来ることは、悪化するものを見極め、食生活を整えることなのです。
ただ、アトピーを悪化させる食べ物の多くが、子どもたちの大好きな物が多いというツライ事実もあります。わが家では、徹底的にそのような食べ物を排除するのではなく、極力避けるという方針で行っています。
アトピーとチョコレート
西洋医学、東洋医学、様々な角度でアトピーについての本を読みましたが、多くの研究者がチョコレートによるアトピーの悪化を紹介しています。
そして、わが家でもチョコレートによるアトピーの悪化を何度も経験してきました。一体なぜチョコレートがアトピーを悪化させるのでしょうか?
いくつかの理由があるのですが、まず大量の砂糖です。砂糖は血糖値を一気に上昇させるため、痒みを増幅させてしまうのです。また、砂糖はお腹の悪玉菌のエサになります。悪玉菌が増えれば、もともと胃腸の弱いアトピーの子ども達にとって大きな負担となり、長期的に見てアトピーを悪化させるものになってしまいます。
さらに詳しいことはこちら>>砂糖がアトピーを悪化させる
またチョコレートに含まれる悪い油も大きな問題です。
さらに詳しいことはこちら>>油がアトピーを悪化させるって本当?
アトピーと牛乳
わが家では牛乳は飲まないようにしています。学校給食でも牛乳は飲みません。牛乳は非常に消化に悪く、胃でしっかり消化できないまま腸にいきます。そうすると腸内の免疫細胞が、通常分解されてアミノ酸が来るはずなのにタンパク質の状態で入ってきてしまうので、「アレルギー反応」を起こしてしまうことがあるのです。
アトピーの場合、アレルギー反応は患部の炎症やかゆみとなります。そして、殆どの場合牛乳は冷たい状態で飲むことが多いので、胃腸に負担をかけることによって腸内環境も悪化し、冷え性悪化にもつなっがってしまいます。
さらに詳しいことはこちら>>タンパク質を食事で正しくとる方法
アトピーとカレー
カレーは子ども達が大好きなので、避けるのが心苦しいものの一つです。カレーを作ったあとの鍋って、ものすごい油ですよね?その油がアトピーを悪化させてしまいます。また、香辛料も悪化の原因となります。
わが家ではカレーを作る頻度は一般的な家庭と比べて非常に少ないと思います。しかも家族全員分のカレーを作るのに、カレーのルーの下を2カケほどしか使いません。そこに他の調味料を入れて味を整えています。
インターネット上でも、カレールーを少なめにしたレシピやカレー粉とオリーブオイルなどを使ったレシピがたくさんあるので、それらを参考にするといいでしょう。
さらに詳しいことはこちら>>油がアトピーを悪化させるって本当?
その他アトピーを悪化させる食べ物
その他にもアトピーを悪化させるものはたくさんあります。そして、それらにはいくつかの共通点があります。
その共通点は、砂糖、油、高タンパク質、消化しにくいもの、冷たいものなどです。簡単に言えば腸内環境を悪化させたり、血糖値をあげたり、胃腸に負担になるような食べ物です。
このことからもアトピーは体の外からの治療だけでは治らないと言うことがわかります。まずは胃腸にダメージとなるものは避け、徐々に胃腸を強くしていくことがアトピー改善の王道であると知ることが大切です。
さらに詳しいことはこちら>>油がアトピーを悪化させるって本当?