食べ過ぎによるアトピー悪化

食べ過ぎ

アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル という本にはとりすぎている栄養素によって、アトピーの症状タイプが詳しく述べられています。子どもたちのアトピーがどのタイプに当てはまるのか知ることによって、いつもの食事で食べ過ぎている栄養素を発見することができ、とても便利です。

どの栄養素が多すぎるのか知ることができれば、それに沿って毎日の食事をくみたてて、アトピー改善に向かうことができます。ちなみに我が家の2人目のアトピーはタンパク質の食べ過ぎと動物性脂肪の食べ過ぎによるものが多いいことがわかりました。

[タイプ1]タンパク質のとりすぎによるアトピー

タンパク質のとりすぎ

赤ちゃんはほっぺが赤くなり、乳かぶれや乳児湿疹がひどくなります。手足や足首に湿疹が出ます。子供はひじやひざの内側、手足に厚い湿疹がでます。あせもやおねしょ、喘息や鼻炎なども合わせ持っています。

大人になると、主婦湿疹や偏頭痛、花粉症や鼻炎などの症状も見られます。共通しているのは肌がガサガサで、寒くもないのに鳥肌が立っていたり、まぶたがはれぼったいこと、頭痛やめまい鼻づまり、くしゃみなどが見られるそうです。

冬になるとアトピーがひどくなり、夏にわりとよくなるのがこのタイプです。高熱を出すとタンパク質をたくさん消費するので、このタイプの人は熱が引いた後アトピーがよくなることがあります。タンパク質が不足したら大変、ご飯よりおかずをしっかり食べなければと思っている人、また、どちらかといえば食事を食べすぎる人によく見られます。

[タイプ2]植物油のとりすぎによるアトピー

植物油のとりすぎ

はじめは体が温まった時顔などが赤くなるだけですが、次第に肌がガサガサになっていき、強いかゆみが出てきます。かくと黄色い液がしみ出してきて、重症になると滴るほどになります。これが酸化した油だそうです。植物油と同じ色をしています。

運動すると体の中からかゆみが湧いてくる感じがします。疲労感や中耳炎、フケ症、髪の毛がべたつく、耳垢がたまりやすいなどがあります。スナック菓子や揚げ物が好きな人、運動不足、太らないように食事で炭水化物を控えている人に多く見られます。

[タイプ3]動物性脂肪のとりすぎによるアトピー

動物性脂肪のとりすぎ

赤ちゃんは下痢や脂漏性湿疹、手首や足首に厚い湿疹がでます。子供は関節の内側や外側に厚い湿疹がでます。腹痛、低体温、乾燥肌で熱を出しやすいです。青あざや鼻血が出やすいです。大人は厚い湿疹ができゾウのような肌になります。

生理痛や生理不順、子宮内膜症などがあります。共通しているのは便がベタベタでおならが臭い、吹き出物や目やに、中耳炎や鼻炎、花粉症、喘息やイライラなどで肌は浅黒くなります。

血液中で動物性脂肪が固まるので、血液が赤黒くドロドロです。巡りがわるくなり、低体温や冷え性になっています。また血流の滞りやすいところや温度の低いひじや膝裏などで湿疹になります。秋口になるともっと冷え固まるので、それを解消するために熱が出やすくなります。

また動物性脂肪を排出するには植物油が必要なので体の中でリノール酸が不足し、ひどい乾燥肌になります。肉や乳製品、洋菓子などが好きな人、家で食事をとるより外食の方が多い人がなりやすいです。

[タイプ4]糖質のとりすぎによるアトピー

糖質のとりすぎ

糖質を食事で食べ過ぎると、体内で脂肪の形で蓄積するので、動物性脂肪のとりすぎによるアトピーと似た症状がでます。血糖値の上がり下がりが激しいので、精神的にも不安定な人が多く、落ち込みやすかったり、切れやすい、イライラ、鬱っぽい、倦怠感、眠気などの低糖質の症状が見られます。

また、蚊に刺されたところなどから糖質が浸み出すため、腫れやすくなります。甘いものがすきな人、食事の代わりにお菓子や菓子パンを食べる人、運動不足の人によく見られます。

小さな子供などは、どれか一つだけが原因ということもありますが、大きくなってくるとそれまでの食事でとったものが体内に蓄積しているので、ほとんどの人が複合型だそうです。

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