アレルギーマーチを予防する!
アレルギーマーチってご存知でしょうか?
わたしの場合は、生まれ来たわが子がアトピーだとわかり、アトピーだけでも既にいっぱいいっぱいなのに、さらに「アレルギーマーチ」という言葉を知った時は愕然としました。
アレルギーマーチとは、アトピーや湿疹から始まったアレルギーが成長と共にさらに新たなアレルギーが現れる、まさにアレルギーの行進のような状態を表します。これから成長するにつれて、喘息になって鼻炎にもなるの!?とさらに不安を掻き立てられました。
ほとんどの場合、アトピーなどの皮膚の問題から始まり、ハウスダストアレルギーなどをキッカケに気管支喘息、そしてアレルギー性鼻炎などの鼻のトラブルが起こってきます。
アレルゲンも変化する
アレルギーマーチを深く関係しているアレルゲンも成長と共に変化していきます。 例えば最初卵や牛乳などにアレルギーがあったとして、その食物アレルギーが治ったと思ったら、その後ハウスダストであったり、花粉などにアレルギー症状があらわれると言った具合です。
アレルギーマーチは治るの?
それぞれのアレルギー症状は成長と共に自然と治ることもありますが、それぞれのアレルギーを全てもったまま大人になってしまうこともあります。
この違いは一体なんなのでしょうか? 理由は一つではないとは思いますが、症状がおさまるカギは「免疫力」なのです。
息子と旦那さんの違い
実は私の旦那さんは、まさにアレルギーマーチをまっすぐに行進し、アトピー、喘息、アレルギー性鼻炎の全てを経験しました。
そして息子は、アトピーを経験し、その後学校の健康診断などで「喘息かも?」と言われ、鼻も蓄膿症になったりもしました。
しかし、現在9才の段階でその全ての症状はほとんどない出ていない状態です。
この2人の違いは、免疫力の強さが大きく関わっています。
免疫力を弱め、異常にするもの
アトピーなどのアレルギーがある子どもは免疫力を弱い状態です。なぜなら免疫力が正常ではないので、アレルギー症状が出てしまうのです。
免疫力異常が解消され、免疫力で正常で強くなれば症状はおさまっていきます。
しかし、ここでもステロイドの存在が影響してくるのです。アトピーでもステロイド、喘息でもステロイド、ひどい鼻炎にもステロイドを使います。当然ステロイドによって症状は緩和されますが、副作用として免疫力は低下します。
そしてこの状態を継続したままアレルギマーチが進み、結局は大人になってもアトピーも喘息も鼻炎も持ったまま生活することになってしまいます。
まさに旦那さんがアレルギーマーチになってしまったのは、ステロイドを長年使い続け、免疫力を高めることが出来なかった結果なのではないでしょうか?
逆に息子の場合は3才でステロイドを辞めました。そして免疫力向上の為に努力をしてきました。それによってアレルギマーチの症状がそれぞれ出かかりましたが、アトピー以降はひどい症状が出ることはなかったのです。
アレルギマーチを予防する
アレルギマーチをどんどん進めさせないないように出来ることは旦那さんと息子の経験の比較から、まずステロイドを極力使わない、ということです。
そして、さらにもう一つのカギがあります。
それは腸内環境です。
便秘と腸内環境
アレルギーと直接関係があるかわからないですが、これらのアレルギーマーチが起こる多くの子どもは腸内環境があまり良くなく、便秘にも悩まされることがあります。
もちろん旦那さんも便秘気味の子供時代を過ごしました。
腸内には免疫細胞が体の6割くらいが住んでいると言われています。簡単に言えば腸内環境は良好であれば、免疫力が異常になることはないということなんです。
幼い頃から腸内環境改善に取り組むことによって、免疫力を正常にすることが出来るんです。
ステロイドを極力使わないこと、そして腸内環境を良好に保つことによって、免疫力を強めることによって、アレルギマーチを予防することが出来るんです!
参考記事 >>善玉菌を元気にするオリゴ糖!
参考記事 >>アレルギー性鼻炎の為のお茶
腸内環境改善の為のオリゴ糖
腸内環境改善に取り組む方法として当サイトではオリゴ糖を赤ちゃんの時から活用することをおすすめしています。
腸内環境が悪化しているとは言え、お腹の中には善玉菌が住んでいます。その善玉菌のエサになるオリゴ糖をとることよって、善玉菌が元気になり腸内環境を整え、時間をかけて免疫力を強くしていってくれるのです。
参考記事 >>善玉菌を元気にするオリゴ糖!
旦那さんのアレルギーマーチのその後
旦那さんはアレルギーマーチを経験しましたが、息子がアトピーになり、脱ステロイドを始めた時に同じように免疫力をアップするために様々な努力しました。
すぐに改善することななかったのですが、少しずつ少しずつ体h強くなり、アトピーも鼻炎も、喘息も症状が格段に緩和されています。