アトピーの子の離乳食はいつから?

早すぎる離乳食

消化器官が未発達の赤ちゃんにとって、早い時期からの離乳食は食べ物をきちんと消化吸収できず、未分解の食べ物を体に取り入れてしまうことによって、アトピーやアレルギーの原因となってしまうからです。

離乳食を始める2つの目安

早すぎる離乳食がアトピー悪化に!のページには、だいたい10ヶ月ぐらいから1才ぐらいで、という風にお話をしたのですが、一番の目安はそのくらいになった時に、赤ちゃんがお乳やミルク以外の食べ物を食べる準備が整っているかを見極めることが大切です。

なぜなら、赤ちゃんの発達はひとりひとり違うからです。目安としては、前歯が生え始めていること。歯のない赤ちゃんはまだ固形のものを食べる準備が整っていません。

少なくともまえばの2本ぐらいは生えてからにしましょう。もう一つの目安はしっかりとよだれが出ているかということです。よだれがしっかりとでるようになると、唾液がまだ消化能力が未発達な赤ちゃんの消化を助けてくれます。

10ヶ月頃になって、前歯は生えているか、よだれがしっかりと出るようになってきたかをチェックしてから、離乳食を始めるようにしましょう。

離乳食の進め方

10ヶ月前後で赤ちゃんの準備がととのってきたら、いよいよ離乳食の開始です。

【その1】5倍がゆから

初めはお米に慣れるために、大さじ1杯づつからおかゆを与え、少しずつ増やしていきます。慣れてきたらだんだんご飯に加える水の量を減らしていきます。

【その2】舌でつぶせるぐらいの柔らかいご飯とスープ

1,2週間してだんだん食べることに慣れてきたら、舌でつぶせるぐらいの柔らかいご飯と、野菜を刻んでだし汁で柔らかく煮たスープやみそ汁の上澄みなどを与えます。

【その3】柔らかいご飯、スープ、野菜のおかず

離乳食を始めて1~2ヶ月したら、もう一品柔らかく煮たほうれん草やカボチャなど野菜のおかずを増やします。味付けは塩や醤油などを少し使う程度にします。

【その4】柔らかいご飯、スープ、おかず、タンパク質

1歳を過ぎるごろ、野菜のおかずを一品増やし、初めて小魚や豆腐などのタンパク質を加えます、例えば、ご飯にしらすを加えたり、みそ汁に豆腐を加えたりなどです。

食べ方や肌の状態、便の状態などをよくチェックします。アトピーがひどくなったり、便秘になったりしてないかどうかよく注意して、その子の様子をよく見ながらたまには段階を戻したりして、焦らずに進めることが大切です。

離乳食は遅く始めると楽ちん

私は一人目は何も知らず、言われるままに6ヶ月頃から離乳食を始めました。離乳食を作るセットを買って、凍らせた白身魚をすりおろしたり、人参を裏ごししたり、おかゆもさらにすりこ木でなめらかにつぶしたりと、本当に手間で、離乳食は大変だ!という思いがいつもありました。

少しでも楽をしようと、裏ごししたものを小さな容器に分けていくつも冷凍し、ご飯の時間になると、裏ごしした食材の冷凍を幾つか組み合わせてあげる、ということもしょっちゅうでした。

でも、二人目は離乳食を遅らせたほうがいいということを知り、10ヶ月少し前ぐらいから始めました。初めこそドロドロのおかゆをあげていましたが、歯も生えしっかりモグモグすることができるので、すりおろしたり、とろみをつけたり、すりつぶしたりということをほとんどせずにすみました。

大人の味噌汁や煮物の味付けを濃くする前にとりだして、始めの頃は包丁で細かく刻み、そのうちお皿の中でキッチンバサミでチョキチョキと少し切るぐらいで食べれるようになりました。

赤ちゃんのために離乳食を特別に作るということは軟飯以外はほとんどなかったので、手間がかからず冷凍することも少なくなり、解凍したものではなく出来たてをあげれるようになりました。

すりつぶ したすり鉢をあらったり、裏ごししたざるの目を洗ったりは本当に大変でしたが、そういったこともなくなり、めんどくさがりの私にとってはありがたいかぎりでした。遅い離乳食は本当に手軽で、しかも赤ちゃんの消化器官にも負担をかけずいいことがいっぱいです。

サブコンテンツ

体の中から治す!

乳酸菌を強い味方につける!

便秘を治し、アトピーを改善!

夜グッスリ寝るためには?

体のなから保湿するサプリメント

お腹の赤ちゃんのアトピー予防!

0才からのステロイドを使わないアトピー治療

このページの先頭へ

inserted by FC2 system