ステロイドの吸収率の違い

ステロイドの吸収率の違い

ステロイドは塗る場所によって体への吸収率が異なります。なぜなら皮膚と一言で言っても、顔、足、ヒジ、お腹などなど場所によって、「厚み」、「固さ」、「弾力」、「毛穴の数」など全然異なるからです。

全身にアトピーがあり、医者からステロイドを出された場合、手や足とは別に目の周りや顔などは弱いステロイドが処方された、と言う経験をされたことがある方もいるのではないでしょうか?

これはステロイドの吸収率を考えた医者の処方です。このような医者は、全身に対して強いステロイドをホイホイと処方する医者に比べて良心的と言えるかもしれません。

「アトピー卒業ブック」からの引用

ステロイドの吸収率について様々な書籍で書かれていますが、この「これで最後の…アトピー卒業ブック [ 岸本和裕 ]」と言う親子でアトピーについて学べる本から引用したいと思います。

「腕の前半分の内側」に薬を塗った時に九州される量を1とすると、「腕の外側=1.1倍」、「頭=3.5倍」、「頬=13倍」、「首=6倍」、「わきの下=3.6倍」、「背中=1.7倍」、「手のひら=0.8倍」、「足の裏=0.1倍」、「足首=0.4倍」、「陰部=42倍」となっています。

上記のように吸収されやすさが異なり、もちろん、大人と子どもでも吸収率が異なり、通常大人と子どもでは同じ場所だとしても、ステロイドの強さを1ランク下のものにするようです。

ステロイドの副作用

基本的に当サイトではステロイドは極力使わないことをおすすめしていますが、状況的にそうはいかない方や少しずつステロイドを少なくしている方の為にぜひお伝えしたいのが、「ステロイドの吸収率」を知らないとステロイドによる副作用の症状をさらに悪化させてしまうことがあると言うことです。

例えば足などに処方された強いステロイドを顔に塗ってしまい、顔が真っ赤になってしまっと言う例もありますので、ぜひ気をつけて頂きたいことです。

脱ステロイドへの道

ステロイドの使用については様々な考えがありますが、ステロイドを使わない、もしくは減らしていくことがとても大切だと思います。しかし、「脱ステをすればアトピーが治る訳ではありません。」

同時に毎日のケアが必要です。リバウンド中は、皮膚がボロボロになることもあるのでケアをしっかりしたいものです。

特に肌の保湿力のアップは非常に重要で、炎症で傷ついた皮膚の回復と強い肌作りが長期的にアトピー改善へとつながります。

以下の記事を参考にしてみてください。

>>上手なお風呂の入り方
>>無添加の保湿剤による肌の保湿力アップ

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