おでかけと食べ物
アトピーの子ども達が小さい時は、とてもおでかけが大変でした。特に食べ物については大きな悩みの一つでした。
例えば、親戚の家や友達の家で出されるお菓子や食事などを「アトピーだから」とせっかく出してくれたものを断るのも悪い気がして、一体どうすればいいの!?という状況に何度もおちいりました。
出されたお菓子でアトピー悪化
同じ年頃の子どもがいる友達の家にいった時は、やっぱりお互いの子ども達の為に一緒食べれるオヤツをだしてくれます。しかし、健康な子なら問題ないですが、添加物や砂糖によってアトピーの症状が悪化するわが家の子どもたちには食べさせたくないものです。
なぜならその晩にいつもより痒くて眠れない状態になってしまうからです。
親戚の家で食べさせてもらった料理でアトピー悪化
かなりアトピーが悪化した記憶として残っているのが、親戚の家でいつの間にか親戚の人が子どもにあげてしまった料理です。
タコライスっぽい感じの料理だったのですが、ひき肉の脂分と食物アレルギーだった卵によって、あっという間に体中にアトピーの症状が出てしまいました。
その直前までかなりアトピーケアがうまくいって、症状のコントロールが出来ていたので、このままさらに改善だ!と思っていた矢先の出来事で、「また一からやり直し・・・、そして今日は痒みで眠れないだろうな・・・」とかなり落ち込んだことを覚えています。
スルメでアトピー悪化
娘がまだ幼い頃なんですが、旦那さんの実家で上記の親戚との一件と同じように、いつの間にかスルメをもらって美味しく食べていました。
しかし、胃腸の弱いアトピーの子に消化の悪い食べ物はアトピー悪化の原因になることがあります。その時は大丈夫かな?と思ったのですが、次の日に顔が真っ赤でブツブツになってしまいました。
ひきこもり気味な毎日
他にもたくさん、友達の結婚式とかおでかけ先での食べ物によって悪化してしまう経験を何度もしました。そんなことを何度も続けているうちにだんだん外に出るのが嫌になってしまい、おでかけは最小限に抑え、ひきこもり気味な毎日を送ることになってしまいました。
今思えば、おでかけ前にそのような状態になることを予想して、オヤツや食べ物の準備やお出かけ先に前もって状況を説明しておくとかいろいろと出来ることがあったと思いますが、そのようなことが出来るようになったのは、しばらくたってからでした。
アトピーの子ども達とともに生活することは、わからないことで一杯です。後になって「こうすればよかった」と思うことはたくさんですが、それはしょうがないですよね。その時々で懸命にがんばってアトピーを治そうとしたのは事実なので、良しとしたいと思います(^o^)