アトピーに関する重要たんぱく質を発見
2017.1.10のヤフーニュースからの引用です。
「ヒスタミン」という物質をご存知でしょうか？これはアトピーに限らずアレルギーと深く関連する物質です。
例えば、アレルゲンが体の中に入ると、このヒスタミンが分泌されます。難しいことは避けますが、この体の正常な反応が、実はアレルギー症状を引き起こしてしまうのです。
アトピーで言えば、「かゆみ」と言う症状を引き起こしてしまいます。
この仕組の中で、かゆみが起きないようにするのが「抗ヒスタミン剤」と呼ばれるものなのです。
かゆみの原因物質は複数ある
かゆみの原因物質がヒスタミン一つならいいのですが、実は原因物質は複数あります。と言うことは一つ一つを特定し、それを抑える薬が望まれると言う状況なのです。
そして、つい最近「インターロイキン31（IL―31）」と言うかゆみの原因物質を生成するたんぱく質「EPAS1」が発見されたことを、九州大生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授らが10日までに発表しました。
と言うことは、この「インターロイキン31（IL―31）」の生成に重要な役割を果たすたんぱく質「EPAS1」を抑える薬が作られれば、ヒスタミンで言う「抗ヒスタミン剤」のような存在となる訳です。
おそらく、そのような新たな治療薬が作られるには時間がかかると思いますし、出来れば薬を使いたくないのが本音です。
しかし、嬉しいことはアトピーの研究は日々進化しているということです。いつかアトピーを健康的に治す方法が明確に鳴ることを願っています！
