ティートゥリーでアトピー対策
アトピーをアロマで改善するという家庭で出来るケアがあります。以前から少し「アロマのアトピーへの効果」について聞いてはいたものの、なかなかチャンレンジするタイミングがありませんでした。
しかし、少し前にわが家の子どもたちではなく、アトピーの旦那さんがアロマを使う機会があったのでバイバイアトピーで体験談を紹介したいと思います。
大人アトピーとステロイド
私の旦那さんは子どもの時からアトピーです。そして0歳~小学生の高学年くらいまでステロイドを継続的に使っていました。医者が言うような「アトピーは成長と共に治る」、「ステロイドを使っても大丈夫」ということとは正反対にアトピーは治らず、確かに成長とともにある程度軽度になりつつも、アトピーの症状が良くなったり悪くなったりを繰り返して来ました。
完全にステロイドによって、「大人アトピー」になってしまったのです。しかもアレルギーマーチの通り、アレルギー性鼻炎と喘息も持っています。
ストレスによるアトピーの悪化
実はうちの旦那さんは「ストレス」によってアトピーの症状が悪化することが多いのです。仕事などが大変になると、体のアチコチが痒くなってしまうのです。
そして、最近とてもストレスが重なることがあり、アトピーの症状が出てしまいました。やはりステロイドは使いたくないので、今回は「アロマを使ったアトピー治療」に挑戦しました!
ティートゥリーとは?
アロマの中でアトピーに効果的なものは「ティートゥリー」と言われています。「ティートゥリー」
はオーストラリア原産のフトモモ科の樹木「ティートゥリー」から抽出したオイルです。アボリジニの間で昔から「万能薬」として使われてきたものです。
殺菌力があるため、皮膚のトラブルに関係する様々な菌を殺菌してくれるので、皮膚トラブルの治療として有名なのです。
ティートゥリーによるアトピーケア
アトピーで言えば、黄色ブドウ球菌などの細菌がアトピーを悪化させ、 かゆみが増加させるので、「ティートゥリー」
の殺菌作用によってかゆみを軽減し、掻きむしる回数を減らしてくれます。
「アトピーは掻かなければ治る」という人もいるくらい、「掻く」ことは悪化につながるので、「掻く」回数が減るだけでかなり症状が改善するのです。
ティートゥリーでフケ対策
アトピーの子たちは肌が弱いこともあり、フケが多くでる子が多ようです。やはり症状がなくても乾燥しやすい肌を持っているからでしょう。ちなみにうちの旦那さんも子どもの時からフケが多く、今でもフケが多いほうです。
そこで役立つのがティートゥリーです。ティートゥリーをシャンプーワンプッシュにつき、3滴くらいを混ぜて頭を洗うとフケ対策になります!3滴だと、これで本当に大丈夫?と言う印象だと思いますが、実際に試してみるとこの量で本当にフケ対策として有効でした!!
旦那さんのティートゥリー体験談
うちの旦那さんがティートゥリーを塗る方法はとても簡単です。
ソンバーユ
を手のひらに広げます。そして、ティートゥリー
を3滴くらい垂らして、手のひらでよく混ぜ、患部にまんべんなく塗ります。ソンバーユと混ぜることによって、よく伸びるので患部全体にティートゥリーを行きわたらせることが出来ます。一日3、4回塗っていました。
特に寝る前にこれを塗ると夜中に掻きむしることが少なくなるので、かなり症状が落ち着きます。
今までは日中痒みが増した時に保冷剤で冷やして、痒みをごまかしていたのですが、ティートゥリーを塗るようになってから日中に保冷剤を使わなくなりました!
ティートゥリーを長期的に活用し、アトピーが治ったという人もいるそうです。
保湿剤とティートゥリーを併用する
ちなみにティートゥリーは、「保湿力」がある訳ではないのでティートゥリーと併用して無添加保湿剤を使うといいと思います。おすすめの無添加保湿剤は、『みんなの肌潤糖』 か「アトピスマイルクリーム」 がおすすめです。これによってアトピーケアに必要な「殺菌」と「保湿」が安全に出来るのです。