緊急時にステロイドを活用する。

わが家ではアトピー治療にステロイドは基本的に使わないスタンスですが、「緊急時用」にステロイドを常備しています。大きな災害などが起こってしまったり、緊急事態は突然やってきます。
避難所で何日かすごさなければならないなど、自然な方法でじっくり腰を据えてアトピー治療に専念出来ないような状況になるかもしれません。
そのような時は、ストレスもかかってアトピーも悪化する可能性も高いので、「一時しのぎ」としてステロイドを使うことは、本当の意味でステロイドの有効活用だと思います。
かなりアトピーの状態がひどい場合や脱ステ中などは、万が一に備えて家にも出かけるカバンにもステロイドを常備しておくことをおすすめします。

緊急時とまでいかないけれど・・・

子ども達のアトピーがヒドイ時など、状況的にあまり外泊などは出来ないと思いますが、どうしても外泊しないといけないような状況もあると思います。
冠婚葬祭などもそうだと思いますが、行かざる負えない外泊先でアトピーケアが難しい状況の時はステロイドを使うのもアリかなと思います。
わが家でもそのような経験がありました。親戚の家に泊まる必要があり、知らない間に娘が親戚からもらったある食べ物を食べてしまい、その晩アトピーの症状が一気に悪化してしまいました。その時は、自宅ではないのでアトピーケアも満足に出来ず、ステロイドを使ったことがあります。
緊急時とまではいかなくても、どうしようもない時にステロイドは役に立ってくれます。

精神的なステロイド依存症にならないように

少し注意したいことは、緊急時とはいえ、ステロイドを使うと目に見えて症状が改善するように見え、しかもやめればまた悪化するので、「やっぱりステロイドを使ったほうがいいんじゃないか?」、「今は緊急時だ」と自分に言い聞かせて、ついつい「緊急時ステロイド」の回数が増えてしまう。
そのような親側が精神的な「ステロイド依存症」になってしまうことがあります。ステロイドを使うことへの誘惑があると思います。
そこは少し注意が必要だと思います。あくまでもステロイドは、アトピーを根本的に治すものではないという現実を忘れないようにしなければなりません。
やはりアトピーは、自然なものでケアしつつ、体質を改善し、腸内環境を良くして、体の免疫力を上げて行くことによって少しずつ治っていくのです。

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