清涼飲料水は控えめに
清涼飲料水の糖分の問題は、アトピーかどうかに関係なく、子どもから大人の肥満の問題となり、生活習慣病を始め、様々な病気の原因を作ることで度々話題にあがります。
しかし、その問題は糖分だけではないのです。例えば人工甘味料や添加物、農薬など様々なアトピーを悪化させるものがその一本の清涼飲料水の中に詰め込まれてしまっているのです。
甘すぎる飲み物
清涼飲料水と言えば、「甘い!」ではないでしょうか?この甘さから当然イメージするのが砂糖だと思いますが、実は清涼飲料水のほとんどが異性化糖で甘さが加えられています。
表示としては「ぶどう糖果糖液糖」。「果糖ぶどう糖液糖、「高果糖液糖」」などと記載されています。これは実は砂糖よりもさらに肥満や糖尿病をにさせてしまうと言われています。
なぜかと言うと、異性化糖は液体の形で使われるので、清涼飲料水には使い勝手がよいということで使われているのですが、非常に体に吸収されるスピードが早く、血糖値を急激上げてしまうのです。
「砂糖がアトピーを悪化させる」のページも書きましたが、急激な血糖値の上昇は、痒みを急に増幅させてしまいます。しかも糖分は消化するのにビタミンを大量に使ってしまうので、ビタミン不足によってアトピーが悪化することにつながってしまうのです。
人口甘味料の安全性の問題
人口甘味料は清涼飲料水を始め、様々なところで使われています。カロリーゼロなどを謳い文句に、まるで肥満から解放されるかのようなイメージで浸透していますが、実は人口甘味料が安全であると明確に立証されてはいないのです。
もっと言えば、逆に人口甘味料の危険性ばかりが照明されはじめているのです。例えば動物実験などでは、脳神経系に悪影響を与えたり、他の人口甘味料と混合されることによって、危険な化学反応を作り出す危険性さえあるのです。
人口甘味料は砂糖や異性化糖よりさらに安価に大量に生産出来ることが災いになり、様々な食品や飲料に入り込んでいます。野菜・フルーツジュースの農薬問題
子ども達の為にふつうのジュースなどよりも野菜ジュースやフルーツジュースを与えてるという親御さんも多いと思います。しかし、そこには農薬という問題が頭をもたげてくるのです。
「国産」と表記がなければ、当然輸入した野菜や果物を現地ですりつぶされて日本にやってきます。野菜の多くは、中国を中心とするアジアからの輸入です。現地でどのような農薬、化学肥料が使われてるか不明です。
しかし、中国の農薬問題はまだまだ続いています。
さらに輸入には時間がかかるため、すり潰された野菜や果物の栄養価はドンドン下がってしまっています。しかも食物繊維を加工の際に取り除くことも多く、健康的という言葉からは程遠い飲み物になってしまっています。
濃縮還元って何?
よく野菜ジュースやフルーツには濃縮還元という言葉書かれています。これは一体何かと言うと、輸入先などの現地でしぼった果汁に熱を加えて、濃縮させたり乾燥させたりして、輸送のコストを削減するというものです。
そして、日本で再び水分を加えて、ジュースにするというものです。これでは栄養分は一体どれほど残っているのかわかりません。
香料の原料は企業秘密
濃縮還元のような方法でジュースを作るので、香りの多くはとんでしまいます。そこで香料が加えられているのですが、香料の詳しい原料は表示されません。その原料にどんな化学物質が使われているのか確認が出来ないのが現状なのです。
参考記事 >>砂糖がアトピーを悪化させる