息子の脱ステロイドによるリバウンドを乗り越え、今想うこと。

同じアトピーの子供をもつママたちへ
『バイバイアトピー』の中に、皆さんのお子さんのアトピー治療にお役にたてそうな情報はありましたでしょうか。一人でも二人でもこのサイトの中に、アトピーはなおるんだという希望を見い出していただけたら、幸いです。

わたしはただのお母さんであって、お医者さんでも専門科でもありません。ただ、子供のアトピーを治したい、ステロイドの薬害から子供を守りたい、という一心でアトピーについて学び、３ヵ月治療に取り組みました。

子供の脱ステは想像されるとおり、決して楽な道ではありません。リバウンドに苦しむ子供の姿を毎日見ることは辛いことです。また、夜もさんざん起こされるので寝不足の日々。消毒や食事管理も根気を必要とします。

今思い出してもほんとによく頑張ったなあ、と思います。子供のアトピーを治したい一心で、がむしゃらに駆け抜けた３ヵ月間でした。３ヵ月を終えた今、きれいな肌になったわが子を見て、ちょっと信じられないくらいです。ステロイドをやめる決意をして、本当に良かったです。

大変な道のりではありますが、長い人生の中のたったの3ヵ月、治療に専念するなら、生涯にわたってアトピーに苦しまない日々をおくれます。これってチャレンジする価値が大いにあることだと思いませんか？脱ステ３ヵ月を乗り切るいくつかのコツがあります。

アトピーについて自分なりに良く知ることが大切です。アトピーの仕組みを理解し、その上で効果的な治療法はなんなのかを見い出すことができれば、ある程度の確信をもって治療を続ける力になります。

脱ステは時間も労力も精神力も必要です。脱ステもして、用事もして、家事もしてと、全部を完璧にこなそうとすると続きません。３ヵ月過ぎればまたなんでもできるようになるのですから、できるだけ予定は何も入れず、寝坊してもよし、掃除は後回しなど、生活にゆとりを持たせることによって、かなりストレスが軽減します。

家族で助けあうことが大切です。家事を分担したり、子供を掻くのを交代で行なうことができれば、ママ一人追い詰められるのを避けることができます。家族で脱ステを乗り切るなら、家族の絆も深まり、３ヵ月後、家族みんなで喜べます。

最後に、３才という幼さで、リバウンドとひどいかゆみに耐えてくれた子供と、いつも理解を示し支えてくれ、自分で朝起きて弁当をつくってくれた夫に感謝します。また、励まし、応援し続けてくれた両親に感謝します。